雑草研究における日本の第一人者宇都宮大学の故倉持仁志講師(倉持先生の経歴はこちら)が、沖縄の在来イワダレソウをベースに10年の歳月をかけて生み出した改良品種です。
![]() 芝は細い葉が上を向いて生えているので飛来した雑種種子が地面に根を伸ばし成長しやすい。 |
![]() クラピアは葉が密接して横に広がり生育するため、雑草種子は発芽しても生育しにくい。 |
※クラピアはノーメンテナンス植物ではありません。1年に1〜2回程度の刈込みをお願いします。
クラピアのランナーは匍匐性があるため、芝生のような定期的な刈込を低減できます。
クラピアが100%被覆した状態では、74mm/hの降雨時でも、裸地で観測された土壌流失量に対して、わずか0.5%の流失に留まっていることが確認されました。
耐アルカリ性(pH12)と耐塩性(EC10 塩濃度0.7%)があります。火山灰地(酸性土)でも生育が可能です。クラピア原種は、海岸沿いで生育し元々耐塩性の高い特性を有しています。
根の 深度と地下部(根)における炭素固定量調査
クラピアのランナーは地表を匍匐し、2〜3㎝間隔でできる節から発根した根は土中に深く伸び土をつかまえます。根圏調査では、芝の2倍以上の重量があり、乾燥重量の50%は光合成によって吸収したCO2由来の炭素であることが知られていることから、CO2吸収固定能が顕著です。
クラピアは上を歩くことができます。過度に踏まれて擦り切れても、成長力があるので短期間に周りから被覆します。クラピアは踏まれると矮化し、より緻密なマット状に繁茂します。花数も少なくなります。
繁茂のスピードは、芝の10倍以上で、短期間に緻密に地表を覆います。ポット植えによる間欠植栽でも短期間に全面被覆します。法面などの早期に被覆が必要な場所に適したグランドカバー植物です。
堤防 河川敷01
堤防 河川敷02
メガソーラー01
メガソーラー02
法面01
法面02
公園01
公園02
屋上緑化01
屋上緑化02
園庭01
園庭02
道路01
道路02
畦畔01
畦畔02
浄水場 鉄塔下01
浄水場 鉄塔下02
駐車場 個人邸01
駐車場 個人邸02